by e-fujikawa
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定期健診 毎年2月ごろ、人間ドックに通っております。2001年に便潜血と、十二指腸潰瘍で引っかかり、その年に、大腸の内視鏡検査をしたところ、ポリープ2個見つかり、その場で切除していただきました。十二指腸につきましては、薬を飲み続けていて、途中、ピロリ菌の除菌の薬を飲みましたが、残念ながら、除菌することはできませんでした。ピロリ菌が、居座っていると、潰瘍が治ったとしても、その後、また、胃潰瘍や、十二指腸潰瘍になる確立も高いとのことで、その後ずっと薬を飲み続けるように言われています。今年になって、十二指腸潰瘍については、治っていると言われ、ちょっと一安心です。ところが、ふとした機会に、大腸ポリープを一度したことのある人は、再発の恐れがあるから、定期的に大腸内視鏡検査をしたほうがいいと言われ、検査をすることとなりました。以前は、人間ドックの再検査で、内科のベテランのお医者さんに検査をしていただきました。このときは、前日に入院して、一日中おかゆだけを食べ、静かに過ごしていました。翌日、下剤を飲んで、便が綺麗になったら、検査をそのまま始めて、内視鏡の映像を見ながらこれがポリープだからと説明を受けながら切除していただきました。その病院が、最近、医師不足になっていて、消化器科は、外科と兼任という状況になったので、今回は、外科のお医者さんが見てくれることになりました。すると、前日は、自宅で過ごしながら3回ともおかゆで過ごし、当日は、病院に行って何度も便が出ていても、なかなか検査をしてもらえず、下剤を飲んで、廊下を歩いていました。2時過ぎにようやく検査をしてもらいましたが、点滴の中に、睡眠薬が入り、全く意識のない状態で、検査が終了しました。病室に戻り、まだ意識が朦朧としている中、お医者さんから「小さなポリープが2個見つかり、除去しました。今日は、このまま泊まっていってください」とのことです。その後、ようやく、おかゆを食べて、その日はそのまま眠ることになりました。次の日の朝も、おかゆ。おかゆの前に先生が回ってきて「いかがですか?」と聴くので「少しおなかが痛いです」と答えると、おなかが痛い人の1割は、大腸に穴が開いて、便がお腹にあふれて腹膜炎になる!と脅かすのです。外科部長の先生が回診に来て、お腹を触って、なんともないことが分かると、退院を許していただけました。 江戸時代の蘭学者杉田玄白は84歳のとき「老耄、健忘、体の不自由など、老いの苦しみを知らない物だけが長寿を願う」と書いています。また、安岡正篤先生の「呻吟語を読む」には、三つの恥があると言っています。貧・賎・老の三つですが、この三つを恥じ入ることは、愚劣な指導者であるとのことです。一方、親がいるのに貧乏する・有能な人材がいるのに在野におく・年をとってきたのに、人のために尽くすという徳に基づく行為が聞こえてこない(徳業の欠如)この三つについては、指導者として恥ずべきことだと言っています。健康でいることもひとつの大切なことではありますが、あまりそこにばかり気をとられて、本当に大切なことを見失わないようにしたいものです。
by e-fujikawa
| 2008-10-02 15:43
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