by e-fujikawa
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不況また良し
言わずと知れた、松下幸之助翁の言葉です。松下幸之助翁は、ある意味とても、変わった人だったのかも知れません。よく知られた話だとは思いますが、ある時船に乗ろうとしたところ、桟橋から落ちて助けられたときも「私は運がいい。もしかしたら、そのまま溺れていたかもしれないが、助けてもらうことができた。」と言ったそうです。松下電器産業も、幸之助翁の生前中に、何度か危機に陥ることもあったが、その危機を乗り越えてきたから「不況は、改善、発展の好機である」と言い切っています。 残念ながら、弊社は、現在、製紙会社の大減産の影響を受けています。お客様によっては、昨年対比で、数%の仕事しか出して頂けないところもあれば、逆に、新規で立ち上がって、大きくのばして頂いている会社もあります。全体では、減っていますから大きなことは言えないのですが、ありがたいことに、新規の話がいくつか入ってきています。世界的な市場の不況感があり、従来の仕事だけでは、目減りするだけですから、新しい仕事が入って来て頂けることは、本当に有り難いことです。 収入が減っていますから、たいしたことはできていないのですが、こんなときだからこそ、やっているのが、社員教育です。森信三先生が「教育とは、流れ行く水に字を書くようなものだ」とおっしゃったように、時間もお金もかけた割に効果の出にくいものです。以前から行っている5Sも、今は時間がとりやすいので、やりやすい部分があります。御蔭様で、社内はずいぶんきれいになりました。先日、某社の新しいお客様が新しい商品を開発するにあたり、その会社のみならず、後行程の会社も訪問したいと、弊社にも訪れました。社員たちの平素から行っている5Sの成果により、弊社は、合格を頂いたそうです。有り難いことです。その他、朝礼では、安全に関する話をし、職場の教養など社会人としての常識を磨くことのできる教本を輪読しています。製造業だからこそ、安全に操業することが大事です。また、製造業であっても、単にその作業ができるにとどまらず、言葉によって報告・連絡・相談などが成立しますから、言葉はとても大切です。 社員教育は、決算書では資産に載ってこない項目ですが、今の日本が少子高齢化に向かい、今までにない変化をしている現状を考えますと、変化に対応していく意味においても、社員教育の重要性がますます高まってくることと思います。会社の人材の質の高さが未来を創ると信じていますから、一層心していきます。
by e-fujikawa
| 2009-05-09 13:49
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