by e-fujikawa
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聖史の大学入試
4月になり、聖史の大学への入学が決まりました。引っ越しの手続きも終わり、これからは、大学生としての一人暮らしが始まります。もっとも、高校時代も、大学生ではないかと勘違いしそうな生活でしたので、大学生となってから、どのような目的・目標を持って、どのような生活をするかが楽しみです。 昨年の今頃、どこの大学を受験するのか選択していた時、何のために大学へ行くのか聞いてみました。結局、具体的な答えは無く、偏差値と学力に合いそうな大学を選んだのでした。高校の先生とも相談しながら、国立大学から2校、私立大学から2校を選んだのです。国立の第一志望校は、実力と比べちょっと高めです。受け持ちの先生からは、3ヶ月間位は、目を三角にして、勉強すれば、合格できるでしょう、と言って頂けました。センター試験が終わって、私立の第2志望校は合格しました。本人は、結構センターの結果が良かったらしく、そこからは、あまり勉強しているようには見受けられなかったです。 その後、私立の第一志望校に合格し、国立の第一志望校の2次試験を受験しました。帰ってくるなり「失敗した」と言って、その後は、ふらふらしているのです。あまりにものんきにしているので、ほんとは合格の確信があるのに、発表までの間わからないのでそう言っているのかと思ったほどです。結局不合格で、あまり勉強しないまま第2志望校の2次試験を受けたのですが、有り難いことに、こちらは合格いたしました。そして、国立の第二志望校に入学することになりました。 我が身を振り返ってみると、体型的にも、努力のパターン的にもジョギング体質だと思っています。いわゆる瞬発力は無いし、パワーも無く、回りから見ると、精一杯やっているようには見えないらしいのです。よく、子供は、親が言うようにならない、親のやっているようになる、とはよく言ったものです。聖史も、目的がはっきりしないまま、自分の学力以上の大学へ通うよりは、身の丈にあった大学の方が良いのかもしれません。一方で、環境が人間を育てるという言葉もありますから、大学生活の中で、より多くの方と出会い、広い世界を体験してもらえればそれで良いのではないかとも思います。私自身も、細く長く、やり続ける方が得意な訳ですが、だからといって、いつも何時も、のんびりゆっくりやっていては、実力はいつまでたっても上がりません。自分の強み、得意な点をまずは十分にのばすこと、その上で、課題となる点も、少しは伸ばしていくことが、その人の価値を上げていく秘訣かも知れません。人間とは、人と人との間と書きます。他人から見て、安心できる、付き合ってみたい、魅力を感じる、引き付けるものがある存在となる事は、重要なことだと思います。 発行元 (株)ふじかわ コーポレーション 尾崎 一裕 〒421-3306 静岡県富士市中之郷16 TEL 0545-81-0012 FAX 0545-81-1186
by e-fujikawa
| 2010-04-01 13:43
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