by e-fujikawa
以前の記事
2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 10月 2007年 07月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
平成二十三年六月の言葉
鉄腕アトムも ドラえもんも 動力は、原子力!? 春夏秋冬 第181号 2011年 6月 1 日 エネルギー問題の原点 私が学生だった頃「エネルギー問題の原点」という講義がありました。記憶では、石炭・石油は、枯渇する事の無い資源であり、公害問題も、比較的簡単に解決する事ができる、と言った物でした。浅薄な私は、石油・石炭による発電は、地球が、何億年もかけて蓄積してきた化石燃料を燃やす事で、二酸化炭素を排出する。排出された二酸化炭素の多さは、自然が還元するスピード以上であるから、やがて、地球温暖化を加速させる原因となるため、化石燃料による発電ではなく、太陽光発電など、循環型のエネルギーを使用するようにすべきだ、と論文にまとめ、見事単位を落としてしまいました!?! 今回、福島原発の災害に端を発し、浜岡原発停止となりました。原発は、いったん動き始めると、何十年も動き続けるほど、エネルギー源としては、良質な物です。今回福島・浜岡が停止し、不足分を火力発電等で補おうとすると、¥4/KWH位の値上げにつながると言う話を聞きました。平成9年、九州電力の玄海原子力発電所・4号機の建設費は、3244億円であったそうです。長野県と、群馬県にまたがって建設中の神流川(かんながわ)発電所は、約4800億円の総事業費。建設年度と、電力量にもよるので、一概には言えないだろうが、一般的には、原子力発電は、建設費も、ランニングコストも安いとされています。 とは言うものの、単位を落とした私の個人的な意見としては、やはり、原子力発電は、非常なる危険を伴った発電システムであると言えると思う。従来、原子力発電の開発に際して「絶対に安全」だとうたいながら開発してきた訳です。ところが今回の福島第一原発の事故にあるように、そもそも「絶対」と言う事が言い切れるのか、と思います。さらに、原子力発電には、必ず「放射性廃棄物」なる物もついて回ります。これも、コンクリートで固めて、地下100mへ埋めてしまうと聞いていますが、その事も、地球や、生態系に「絶対に安全]と、どうして言えるのでしょうか? 工学博士の西澤潤一氏によると、世界中の水力資源を発電し直流送電する事で、世界中の電力はまかなえる、と言われています。日本国内では、主要な水力資源は、ほとんど使い果たされている、と言われている一方で、マイクロ水力発電なる物もあり、これは、田んぼの畦道や、家庭の水洗トイレからも、電力を作り出す事が可能なのだそうだ。その他、日本では、地熱発電や、潮力発電なども、有効な電力源として使う事ができると言われています。 また、何よりも、日本の人口が減ってきているとか、LED電球に代表されるように、省電力型の機器が増えてくると、それだけでも、電力の使用量は減るだろうし、日本は不夜城の街が多かったり、日本ほど、自動販売機の多い国も無く、自販機での電力の使用量も半端ではないと聞いている。20世紀は、人口増加、大量生産、大量消費で経済が発展してきたが、そろそろ、人口の減少に会わせ、暮らしのあり方を、より優しい姿に変えていく時期が来ていると言えないだろうか? 発行元 (株)ふじかわ コーポレーション 尾崎 一裕 〒421-3306 静岡県富士市中之郷16 TEL 0545-81-0012 FAX 0545-81-1186
by e-fujikawa
| 2011-06-01 11:56
| 春夏秋冬
|
ファン申請 |
||