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聖史、高校入試
今、長男の釣りキチ聖史は中学3年生。今年が高校入試です。静岡県の今年の高校入試は、前期・後期に分かれていて、内申点重視とのことです。中学校では、忘れん坊大将などと、あだ名をつけられるくらいですから、残念ながら志望校に対して、内申点ではぎりぎりのラインでした。さらに、前期試験では、スポーツ等で特に優秀な生徒でない限りは、ほとんど合格の見込みがないと言われていたのです。ところが同じ高校の理数科の場合、前期試験では、社会はなくて、国語と英語で60点、数学と理科で90点という問題形式です。 野球部で、釣りキチ聖史は、2年生までは、部活も忙しく、時間があれば釣りに行って、家に帰ればフライ(疑似餌)をいつまでも作っていたのです。そして、自分が作ったフライに見とれていたのです(ナルシスト?!?)そのままでは、志望校に入ることは難しいと思いましたので「聖史な、釣りをするときは、どの釣り場で、何を釣りたいか考えて、その魚が好きそうなフライを仕掛けて釣るだろ。高校入試も、釣りみたいなもんだよ!どの高校に入りたいか決めて、その高校が合格してくれるようにしないといけない。何をしたら合格できるか、考えて、やってごらん」と言ったのです。 すると、前期は、普通科ではなく、理数科を受けると言ってきたのです。聖史の場合、理数系のほうが得意だったのです。高校へ入ってからも、野球は続けるつもりでいたので、そのためには、普通科が本当は第一志望なのですが、残念ながら、普通科の前期を野球で合格するほどには、野球は上手くないのです。理数科は、試験科目の傾向と、能力があっているので、試験さえよければ合格する、と言うのです。いずれにせよ、前期は、倍率が高いので、合格する可能性は低く、試験に慣れるために受けたらよいぐらいに考えていました。 合格発表の昼過ぎ、聖史から「お父さん、合格したよ!」電話が入りました。おもわず「えっ?不幸だなぁ」と言ってしまいました。 孟子に「天が重大な任務をある人に与えようとするときには必ず、まずその人の精神を苦しめ、その筋骨を疲れさせ、その肉体を飢え苦しませ、その行動(することなすこと)を失敗ばかりさせて、そのしようとする意図と食い違うようにさせるものだ。これは天がその人の心を発奮させ、性格を辛抱強くさせ、こうして今までにできなかったこともできるようにするため(の貴い試練)である。個人にせよ、国家にせよ、憂患(しんぱい)の中にあってこそはじめて生き抜くことができ、安楽にふければ必ず死を招くということがよく分かるのである。」(江戸しぐさ完全理解 より)とあるからです。 ひとつの試練である、高校受験があまりにも安易に合格してしまうのでは、立派な大人になれないと心配したのです。ところが、ある人から「今から、試練が与えられるんだよ」と言われたとおり、すでにたっぷりの宿題が与えられ、後期の発表が終わったら、そこからまた別な宿題が出て、入学式が終わったら草々に、実力テストがあるとのことです。 小さいころ、好きなことに没頭した人は、多少の試練にかかわらず、自らの夢や、目的に向かって楽しみながら努力を続けられると聞きました。聖史にも、これからいろいろなことが起こることでしょうが、現れた試練は、乗り越えられるために現れると、楽しみながらチャレンジしていってもらいたいものです。 発行元 (株)ふじかわ コーポレーション 尾崎 一裕
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| 2007-03-11 17:11
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