by e-fujikawa
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もったいない!
私は小さいころから、胃腸があまり強くなかったようで、小学生のころは、顔も青白く、スポーツが苦手で、体型も貧弱で、女の同級生からよく「ひ弱!」と馬鹿にされていました。まず、食事をすることが苦痛で、食べることが遅く、低学年のころは毎日昼休み時間をいっぱい使ってもまだ食べ終わることができずに、その後の掃除の時間も使って、食べていました。特に、1・2年生のころは、牛乳ではなく、粉ミルクを溶かしたものと、ぱさぱさのパンにとても閉口した記憶があります。高学年になるとさすがに、食べる速さは早くなりましたが、毎日パンを1枚残していました。中学生から、高校のころは、食べる量は増えてきましたが、悲しいかな、食べ過ぎると私の消化器官は特急電車となり、現在の体型となりました。女性と話をすると「どんなに食べても、太らないなんて、うらやましい!」と言われますが、私にすると、食べて太れるほうがよっぽどうらやましいです。 今でも少し古くなった物を食べると、消化器官が特急になりますので、自然と、口にする物の味がおかしいと食べることをやめてしまいます。それでも、冷蔵庫の中の牛乳を飲むときには、やはり賞味期限の古いものから飲みます。また、インスタント食品など、賞味期限の書いてあるものや、薬の有効期限も多少過ぎたからといっても、捨てることなく、何の問題もなく食べたり、服用したりしています。うちのカミさんは「賞味期限なんて、おいしく食べられる日であって、過ぎたからといって腐るわけではない」と言い切ります。聞いた話では、昔から、八百屋さんは、生鮮野菜を売っていて売れ残ったものは、そのまま捨てるのではなく、いい部分を使って、何かお惣菜に作り直して売っているそうです。こうすることで、無駄にごみを出すのではなく、農家の方が丹精をこめて作った野菜に、付加価値をつけて、お客様に喜んでもらえる状態にして販売してきたそうです。 農林水産省のホームページを見ると、日本のカロリーベース食料自給率は40%と記載されております。世界的に見ると、日本のように40%しかない国は、まれだと聞いています。そのような状況であるにもかかわらず、毎日莫大な量の食物が捨てられ、一方では「世界がもし100人の村だったら」にあるように「20人は栄養が十分ではなく、1人は死にそうなほどです」であるのなら、とてももったいないことだと思います。この本が書かれた当時は、世界は63億人だったので、その20%は12.6億、日本の人口の10倍の人は十分な食べ物を食べることができていないことになります。 「もったいない」という言葉は、世界中にもてはやされ「Mottainai」が世界の共通語になっているとも聞いたことがあります。その言葉の発祥の地、日本が、最ももったいないことを平気で垂れ流していては、本当に「もったいない!」
by e-fujikawa
| 2008-01-06 14:48
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